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開設年月日:2011年06月18日 |
永保寺(えいほうじ)は、岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は虎渓山(こけいざん)。
2003年9月10日、本堂、大玄関、庫裏が火災で焼失。その後、
2007年8月29日、庫裏(約520m2)が再建され完成式が行なわれた。
2011年6月19日、大方丈・大方玄関・大庫裡の落慶式典が行われました。 約8年の歳月をかけて蘇る。
■上記内容について少し触れたいと思います。![]() |
2003年9月10日 夜、臨済宗南禅寺派の古刹として知られる、
多治見市虎渓山町の永保寺で火災が起きました。 木造桧皮葺きの本堂、木造瓦葺きの大玄関・庫裡合わせて約900uが全焼しました。 それから8年の歳月をかけ、本堂・大玄関・庫裡・典座/知客寮・蔵の360坪(1200u)が この度完成し、落慶式が2011.06.18(土)〜19(日)にかけて執り行われました。 |
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前日18日の午後から雲行きが怪しくなり、雨の降り注ぐあいにくの天気に成りました。 写真は19日の写真ですが、前日の天気が嘘のように晴れ上がり、最初の写真でおわかりになると思います。 この写真は、大玄関をくぐった所に設けられた受付風景です。 この日の日程は、午前10時 落慶式典 11時 祝齋 午後1時 御親教 午後3時終了予定でした。 |
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私は、8時30分に会場入りをして事前に会場の世話役を なされている寺院の方々の様子を見ることにしました。 緋毛氈を引く僧侶・曲録・座椅子を設置する僧侶/事務方の沢山の僧侶 式典の時間は、刻々と迫ってきました。 気が付くと開式まで30分という時刻で、参加される方々が 続々と本堂やら書院・大玄関に溢れかえっています。 カーンカーンと云う音がして本堂にぞぞくと来賓の方々が入堂されてみえました。 時計は10分前の9時50分 いよいよ、落慶式典の開始です。 |
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落慶式典の開始です。 導師を始め役僧の方々が沢山の来賓が静まりかえってる本堂に入堂され、全員が合掌して出迎えです。 読経は大悲呪など粛々と進んでいきます、途中永保寺館長猊下(萬仭軒老大師)によるお礼の儀式が入ります。 写真はその時の物です。 なおこの式典の導師は、京都 南禅寺館長 香南軒老大師でした。 この後全員が焼香をして、式典終了です。 終了11時 この後会場を書院へ移し祝齋です。 |
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祝齋に関しては別段取り上げることもないので何も書きませんが、
参加者名簿を事前に手渡して頂いたので一応、二番座についた方は二〇九名でした。 私は、食事もそこそこにして午後からの『御親教』が気になり本堂の方へ!! 時間は11時30分頃でしたが、ご覧の通り本堂には人が溢れかえり足の踏み場もありません。 もしかと思い本堂周りの廊下に出てみると、そこにも人又人で溢れかえっていました。 |
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どんどん人が集まってきて見え、私の写真を撮っている場所さえ無くなる始末です。 いったい何人の方が、来て見えるのだろうか。 そうこうしていると午後の部の開始です、三名の高僧の方より法話を頂きます。 南禅寺管長・南禅寺宗務総長・南禅寺教学部長の三名の方々です。 二時間の間法話は続きましたが誰も帰る方もなく、熱気で本堂は溢れかえっていました。 最後に午後の部の参加者は六〇〇名を軽く超えていたとのことです。 合掌 |